落ちてきた星をきっかけに魔物と人間が共存するようになった世界が舞台です。
主人公のキルオは、自分がどこで生まれたのか記録も記憶も持たない孤児で、
幼馴染の犬走椛から稽古をつけられながら暮らしています。
椛や国の重鎮たちからは軍への所属を望まれていますが、キルオ自身は両親の行方を探すため、
いずれこの国を出て生きていくつもりでいます。
剣術の稽古では椛との立ち合いを避けがちで、住民からは複雑な視線を向けられながらも、
椛とともに国の権威者の家へ呼び出される場面から物語は動き出します。
そんな折、住民たちの間で街の不穏な出来事や噂が囁かれ始め、
キルオたちはそれぞれの依頼や事件に巻き込まれていきます。
前作「ヤルオは返済に奔走するようです」などと世界観を共有する作品で、安価あんこスレとして進行し、
読者の判定で登場人物たちの心境や行動が揺れ動いていく作品です。