1980年代前半、第二次オイルショック後の不況から立ち直り、好景気を維持している「扶桑」を舞台にした物語です。主人公は大学の新入生、やらない夫。歓迎コンパで先輩に勧められるまま酒を飲みすぎて泥酔し、気が付くと「妖精」を名乗る悪魔のホーと意気投合して友達になっていました。
酔った勢いで思いつきのまま、石を使ったネズミ講まがいの儲け話をホーに教えてしまったやらない夫でしたが、翌朝素面に戻ると自分のしでかしたことに青ざめます。
しかしホーとの友情は本物になっており、今度は妖精郷に暮らす知名度の低い女神から泣きつかれる形で、信仰心と知名度を集める手伝いをすることになります。競馬の必勝法で大金を稼いだことをきっかけに、宮内庁を名乗る謎の少女から特殊詐欺の容疑で接触されるなど、経済とオカルトが入り混じったドタバタが続いていく作品です。