不治の病で命を落とした「僕」ことイア、あだ名ヤルオが、
光に満ちた世界で「創神」の化身を名乗るユウキと出会うところから始まる、
オリジナル要素を交えた異世界ファンタジーです。
ユウキは死ぬことも自殺することもできない存在で、
痛みと苦しみから解放されるためにヤルオへ「いつか自分を殺してほしい」と契約を持ちかけ、
ヤルオはその条件を受け入れて彼女の世界で復活します。
舞台は南海共和国カイラル島のカイラル市で、宿「カモメ亭」を拠点に、ユウキが放浪の剣士、
ヤルオが身寄りのない青年として出会い直し、二人で旅を始めます。
この世界の人々は生まれつき神属と結びついた神術を使い、自然発生する魔物「魔属」と戦っており、
ヤルオは治癒術の適性を持つことが判明します。
ユウキの本体が眠る神の世界を目指し、彼女を殺すためのスイッチへたどり着くまでの長い旅と、
二人の関係が静かに深まっていく様子が描かれる物語です。