かつて栄えた文明が、進歩よりも現状維持にリソースを割く選択を誤ったことで崩壊し、荒廃した世界を舞台にした物語です。奴隷市で売られていたヤルオは、クール金融という金融会社を営む一族のドクオの兄に買われ、整備士のドクオの相棒として働くことになります。看護師のニアスや食堂のおばちゃん、街を仕切る長波といった周囲の人々に支えられながら、自分を買い戻すまでの日数を数えつつ、仕事や休日の一つひとつを重ねていきます。
時には賊やモンスターとの戦闘、旧式の重量級機体との対決なども描かれ、日々の出来事の多くがダイスの出目によって決まっていく形式で進行します。成人向けの要素を含みながら、ヤルオが少しずつ新しい生活に馴染み、周囲との関係を築いていく様子が綴られる物語です。