魔王の侵攻によって世界の十ヶ国のうち多くが滅び、
生き残っているのはテッカバヤンを含めてわずか三ヶ国のみ。
魔王を倒せるのは神の加護を宿す勇者だけとされていますが、
テッカバヤンは勇者同士の勝敗が国の命運に響かない特殊な事情から、
若者を次々と勇者に仕立てては雑に送り出しています。
クソ田舎の村出身の騨馬は、国庫不足で武器すら貰えないままテッカバヤン国の勇者に選ばれ、
素手のまま魔王討伐の旅に出ます。
道中、自称賢者にして自称神の佐山 御言、
隣国シュラウヴァーで自称軍師の老人・真田 昌幸と出会い仲間に加わります。
やがてシュラウヴァーでは王が急死し、王子の忠夫が新王として立たされる騒動にも巻き込まれていきます。
終始テンポの良いボケとツッコミで進むギャグコメディで、
勇者稼業の理不尽さや各国のクセの強い事情がネタとして描かれます。