資源はそこそこあるものの、これといった特徴のない小さな王国の北に、魔物の巣窟として恐れられる険しい山がありました。そこに一頭の竜が住み着いたことで王国は大騒ぎになりますが、竜は乱暴に人間を襲うことなく、山の魔物たちを従えて静かに暮らし始めます。
その竜の正体は、別の大陸で魔王として恐れられていたやる夫でした。ギュンギュスカー商会から派遣されたモブメイドたちに「御主人様」と呼ばれながら、やる夫は嫁を迎えるための巣(ダンジョン)作りに励んでいます。
読者投票で選ばれたヒロインたちが登場する中、竜族の長老衆は竜族最強の純血種であるモルガンとマリィという二頭の許嫁を、押し付け同然の形でやる夫に決めてしまいます。やる夫は二人の許嫁のために立派な巣を作ろうと、資源も人手も自分の手で切り開きながら黙々と作業に打ち込んでいく、成人向け要素を含む物語です。