大戦から日が浅く、魔族が跋扈する「混沌の大地」と人類が対峙する世界が舞台です。
冒険者ギルドと提携し、冒険者に宿泊や依頼仲介のサービスを提供する「冒険者の宿」という商売があります。
戦争で呪いを受けて満足に戦えない体になり、若くして引退した元冒険者の主人公は、
旧知の酒場の主人に頼まれ、アナスタシアと共に最前線の都市ケイオスランドで冒険者の宿を開業します。
市場価格が固定され利益の出にくい商売のため、
錬金術で作るポーションの割引販売や武具の手入れといった独自のサービスで生計を立てながら、
騎士団や神殿、妖魔たちとの顔つなぎを進めていきます。
依頼の攻略先を読者の投票で選びながら進む参加型形式で、宿の経営を巡るコメディ色の強いやり取りの中に、
暗殺計画といった不穏な影も見え隠れする作品です。