読者が振るダイスの出目によって、主人公ややる夫の設定、家族の運命までが決まっていく、ダイス形式の異世界転生ものです。技術系の中小企業に勤めていた30歳のやる夫が目を覚ますと、貧乏な辺境貴族の8番目の末子として転生していました。上の兄たちは、寄り親である辺境伯の魔境遠征に駆り出されて多くが命を落とし、残された家族と領民とで何とか領地を切り盛りする毎日を送っています。
それでも辺境伯からの手厚い援助もあって、原作以上にましな暮らしを送れているようです。兄のツナシに教わりながら暮らすやる夫は、自分にも魔法の才能があることを知り、水晶玉を使った修行を始めます。ダイスの出目に振り回されながら、貧乏貴族の家で新しい人生を歩み出すやる夫の姿が描かれる物語です。