学生服姿のまま、突然ファンタジー世界の玉座の間に呼び出された三人の学生が主人公です。国からモンスターや外敵との戦いを命じられ、それぞれ解錠や刃物錬成、遠くまで届く声といったギフト(特殊能力)を授かった三人でしたが、その本当の力を見抜かれないよう、あえて使い道の乏しい能力だと偽って申告し、役立たず扱いされて城から追い出されてしまいます。
放逐されたことに呆れつつも、正体を隠したままこの国から離れる決意をした三人は、生徒手帳に忍ばせていた金を換金して旅の準備を整え、冒険者として隣町を目指します。移動の道すがら自分たちのギフトの本当の力を確かめ合いながら、重税や奴隷制度に苦しむ庶民の姿を目にし、この世界の在り方に振り回されていく様子がコミカルに描かれていきます。