没落した貴族の家に生まれた主人公が、実家の倉庫で長い眠りについていた自動人形と出会うところから始まる物語です。目覚めた自動人形の十六夜咲夜は、代々の当主に仕えてきた高性能な存在で、家を売り払おうとする主人公をたしなめ、共に家の再興を目指すことになります。
主人公のやる夫は元公爵家の嫡男でありながら覇気に乏しく、左団扇で自堕落に暮らすことを夢見る性格ですが、魔物の襲撃から街を守るために奮戦したことをきっかけに英雄と噂されるようになります。その後、王都に派遣されたやる夫は盗賊王討伐の任務を任され、咲夜の知略によって難攻不落とされてきた要塞の攻略に挑むことになります。頼りないやる夫と有能な咲夜のデコボコな掛け合いを軸にした物語です。