七つの王国を征服して生まれた帝国の、温暖で裕福な南部の地方都市が舞台です。
前世でTRPGをやり込んでいた記憶を持ったまま、
大工の棟梁の家に生まれ変わった少年シュテルの物語です。
猟師だった母や兄シンジ、姉ユカリに囲まれて育ちます。
シュテルは経験点やスキル構築といった前世のゲーム知識を駆使し、
幼いうちから木彫りの品を売って小遣いを稼ぐかたわら、
簡単な圧搾機を作って薬屋の娘の友人ライネスと香油作りにも工夫を凝らします。
やがて神殿に通って神術を学び、癒し手として力をつけていきます。
教会の巡回団に加わって街道沿いの村を治療して回ったり、
各派の神殿代表が居並ぶ会議に子供の姿で加わったりもします。
安価のような読者投票はなく、TRPGのシステム論や育成論をコメディまじりに語りながら進む一人称の転生譚です。