高校に入ったばかりの水無月空は、去年の8月31日の記憶をすっぽりと失っており、
あの日どこかに「何か」を置き忘れてきたという感覚だけが心に残っている。
それを探し出すため、彼女は自分の住む町に伝わる怪談やいわくつきの場所を訪ね歩くようになる。
オカルト研究部に所属する入速出やる夫くんや、その幼馴染のイアさん、
部の先輩である榛名先輩たちが調査に協力してくれる。
首ひき坂で髪を引かれて転びかけたり、
十円玉と引き換えに何でも答えてくれるという「アンサーさん」というおまじないを試したりしながら、
空は町に潜む怪異を一つずつたどっていく。
一話ごとに異なる怪談を巡っていく形式で、正体のわからない不気味さと生理的な怖さを丁寧に描きつつ、
仲間たちとの掛け合いにコメディの軽さもある構成です。
成人向けの番外編も収録されています。