舞台は「帝都」と呼ばれる、1980年代のバブル前夜を思わせるもう一つの扶桑です。
作者みずから「リアルではなくメガテン風味の何か」と断ったうえで幕を開ける、パラレルな昭和の物語です。
大学生のやらない夫は、酔った勢いで公園に迷い込み、妖精を名乗る悪魔の姫と意気投合します。
酔いに任せて教えた錬金術がまるごとネズミ講で、妖精郷に瞬く間に広まってしまい、
目覚めて青ざめる彼のもとに、退魔の家系に連なる柊シノアが現れます。
事情を知ったやらない夫は、信仰の薄い女神フォルトゥナの力を強めるため、
その予言を頼りに世に打って出ることになります。
姫やシノア、フォルトゥナと手を組み、まだ誰も知らない未来の知識を武器に稼ぎながら、
女神の名を広めていくコメディです。
出来事の一部はダイスの出目で決まり、掛け合いのノリで進むスレ発の一作です。