帝歴1038年、魔物の領域と接する人類領域の最外縁が舞台です。
物語は、退魔結界の届く範囲だけが辛うじて安全な、魔の森に面した辺境の最前線で始まります。
大地母神に仕える神官として辺境を巡っていたやらない夫は、開拓団への参加を機に還俗し、
ピップの家名を賜って騎士に叙せられ、遠征隊を率いることになります。
婚約者で魔術師のリシテア、老練な腹心ブラッドレイとともに村を興し、
あばら屋の建設や畑づくりから始めて、亜竜の群れを見つけて特産品作りの糸口もつかんでいきます。
人手不足を補うため、ブラッドレイの孫のシロエも新たに加わります。
限られた人手の中、職人や商人の誘致にも頭を悩ませながら、
安価とダイスで内政の一手一手が決まる箱庭運営もので、
資金や人手のやりくりに追われる掛け合いをコミカルに描いた作品です。