死んでしまった主人公カズマは、あの世で自称女神に出会い、正式な復活の手続きには時間がかかるからと、待っている間だけ異世界に転生することになります。転生先は、とある伯爵を寄り親とする、決して裕福とは言えない騎士爵の貴族の家でした。5歳で一大決心をしたカズマは、毒を使って両親を動けなくし、幼くして領地の実権を握ることになります。
人生をハーフタイムだと割り切ったカズマは、好き勝手に生きる悪徳領主になろうと目論み、公衆浴場や公衆トイレの整備、博打と金貸しの利権の掌握、盗賊や不正役人の処刑など次々と手を打っていきますが、その行動はことごとく領民から名君としての評判を集めてしまいます。悪徳領主を目指しながらどうしても慕われてしまうカズマの奮闘が描かれる物語です。