「引力」や「運命」といった言葉が交差する、学生たちの日常から始まる物語です。主人公は友人から「ゴリラみてぇな姿」と言われるほど鍛え上げられた体と優れた頭脳を持つ大学生。彼女が欲しいとぼやきながら友人たちとファミレスへ向かう途中、通行人にぶつかって指を切ってしまいますが、その傷はなぜかすぐに治ってしまいます。
それを見た謎の男・騨馬駁から「引力」や「運命」について問われたことをきっかけに、主人公は自分でも気づかぬうちに不思議な「力」を手に入れたようです。その後、行き倒れていた外国人の女性を助けたことから、彼女の一族が代々守ってきた危険な「矢」が何者かに盗まれ、その行方を追っているという話を聞かされます。半信半疑ながらも彼女を自宅に泊めた主人公は、少しずつ怪しい出来事に巻き込まれていきます。