帝都最大の娯楽施設として知られる闘技場を中心に据えた物語です。花の都と呼ばれるこの街では、闘技場で強者たちが命を懸けて殴り合い、勝てば富や名声を得られる一方、負ければ凌辱や奴隷落ちが待っています。主人公のダンマ・バクは、自らの命だけを担保に、最底辺のEランクから闘技場に足を踏み入れる田舎育ちの男です。
飄々とした態度で周囲を驚かせながらも、初戦で圧倒的な強さを見せつけ、勝ち取った相手の処遇を自ら選ぶ場面も描かれます。実は故郷の村を何者かに滅ぼされ、たった一人生き残った過去を抱えており、その理由を知るために闘技場の頂点を目指すという動機が語られます。ダイスや安価による多数決で展開が決まる形式の作品で、闘い、酒場での交流、過去の悲劇が織り交ぜられながら物語が進んでいきます。