時は1853年、徳川の治世が300年近く続いてきた鎖国下の日本を舞台にした物語です。深き山奥に根付いた組織のもとで育てられた「隠し刃」の一人、暗夜(黒洲)やる夫が主人公で、毒や薬術を得意とする密使として、相棒のユウキとともに任務に赴くところから物語は始まります。
かつて仕えていた入即出藩が滅ぼされ、命からがら逃げ延びたやる夫は、黒洲という何者かに拾われ、名を捨てて刃として生きる道を選びます。坂本龍馬をはじめとする幕末の実在の人物も登場し、変革と戦乱の時代に巻き込まれていく展開が描かれます。安価・ダイス形式で進行し、キャラクターの技能や物語の展開が読者の投票やダイスの出目によって決まっていく、掲示板発のやる夫スレらしい作品です。