平凡ながら徳を積んで生きてきた青年やる夫が、天寿を全うできず命を落としたところから始まる物語です。案内役に導かれて転生した先は、導きを失った「褪せ人」がエルデの王を目指すという狭間の地でした。装備はこん棒一本という心もとない状態で、いきなり強敵の貴人に襲われるなど、理不尽な洗礼を受けながら旅を続けます。
道中では素寒貧の褪せ人マイとの争いの末に聖杯瓶などを奪われたり、褪せ人喰いを自称するアナスタシアに命を狙われながらも押し切られる形で仲間に加えたりと、個性的な相手に次々と巻き込まれていきます。読者が振るダイスの出目で展開が決まる安価・ダイス形式の作品で、原作の理不尽さをコメディタッチで描いています。