ある朝目覚めると見知らぬ女の子の体に変わっていた青年を主人公にした物語です。健康的な生活リズムを保ちながら何年もニートを続けていた「僕」は、ある日突然、記憶と意識だけはそのままに、まったく知らない女の子の姿になってしまいます。事情を知る人が誰もいないまま、生活費が限られてしまう問題や、近所の顔なじみに気づかれる危険を抱え、人目を避けてひっそりと過ごそうとするものの、周囲の少女たちが「僕」を放っておいてくれません。
ある少女には女の子らしくすることを求められ、またある少女には趣味の合う初めての友人として親しくされるうちに、久しく忘れていた友人関係の心地よさを思い出していきます。すべてが嘘でできた関係だと知りながらも、その日々を大切にしようとする「僕」こと響の姿が描かれていきます。