修学旅行中の高校で大きな地震が起こり、学園ごと森に囲まれた見知らぬ土地に取り残されてしまいます。
電波は繋がらないものの電気や水道といったインフラは生きており、
校長からは地球とは異なる異世界にいる可能性が伝えられます。
特定のグループにこだわらず幅広く付き合いのある生徒やる夫は、自分の分身を作り出す力を持っており、
何人もの「俺」で危険な仕事や汚れ仕事を分担しながら学園の情報収集や脱出の準備を進めます。
教員たちが備蓄食料や生きているインフラの状況を説明し、委員会が生活環境の整備にあたるなか、
森の外に広がる別の国や騎士の存在も次第に明らかになっていきます。
物語は読者参加のダイスや安価を取り入れたTRPG風の形式で進み、
深刻なサバイバル状況の中に恋愛沙汰やエロめいた軽口が絶えず挟まる、学園コメディの色が濃い作品です。