史実の中世をベースにしたファンタジー要素の薄い、暴力的な世界観を舞台にした物語です。主人公は、賊に囚われた商家の娘が意に染まぬまま産んだ子として生まれ、実家では使用人の子として育てられます。愛情に恵まれない境遇の中、従兄弟から実の父が賊であったと聞かされて実家を飛び出し、腕っぷしではなく読み書きと交渉の才を武器に、人手不足だった鬼龍傭兵団へ売り込みをかけて仕官します。
滞っていた事務や折衝を解決して重宝され、団長から娼館で祝われるまでに認められた主人公は、団が請け負うことになった、とある領地の跡目争いに絡む大きな仕事に加わっていくことになります。ダイスの出目で経歴や展開が決まる安価・ダイス形式の作品で、成人向けの要素を含みます。