男性の出生率が極端に低く、女性一人に対して男性がおよそ千五百人に一人という世界を舞台にした物語です。主人公の織斑一夏は、見慣れない場所で目を覚まし、自分がよく知る姉・千冬にそっくりな織斑先生や、生徒のラウラ、研究者の篠ノ之束博士らに保護されます。話を聞くうちに、一夏は自分の記憶が何者かによって改変されており、本来知っているはずの世界とはまるで違う場所に連れてこられたらしいと悟ります。
世界中の上流階級の子女が集う特殊な学園に匿われることを選んだ一夏は、貴重な男性として手厚く守られる一方、この世界では男性が原則として複数の女性と結婚することになっているという事実も知らされ、これからの生活に不安を覚えながらも現実を受け止めようとします。成人向けの要素を含む作品です。