現代日本を舞台にした物語です。主人公やる夫は、初めてのバイト代で母に夕食をご馳走した帰り道、不良グループに襲われ、母は瀕死の重傷を負ってしまいます。転院の手続きを終えて病院を出ると、今度は自宅が火事に見舞われ、幼馴染の美樹とその父に助けられますが、直後に現れた異形の化け物によって二人とも命を落としてしまいます。
絶望の中、美樹の遺したスマートフォンを通じて悪魔ヘカテーと契約したやる夫は、その力でその場を切り抜けますが、女エステル率いる秘密結社に拾われ、悪党として生きていくことになります。作者による冒頭の注意書きにあるとおり、暴力や凌辱的な描写を含む、悪が報われるとは限らない世界で主人公が成り上がっていく成人向け作品です。