ある朝目が覚めると、見知らぬ少女の体になっていた青年の物語です。
長らく働かずに家に籠って暮らしていた「僕」は、意識だけはそのままに、
体だけが幼い女の子のものへと変わってしまいます。
戻る当てもないまま、ご近所や周囲に気づかれないよう息を潜めて暮らし始めた「僕」は、
生活費や身の安全のことも考えつつ、変装して初めての外出をしたり、
洋服店の店員・巴さんに服を見立ててもらったりしながら、少しずつこの体での生活に慣れていきます。
「響」という名前で暮らすようになった「僕」は、泉こなたら新しい知り合いとも関わっていきます。
安価やダイスを使わず、一人称の独白を中心に進む作品です。
性別も年齢も変わってしまった戸惑いや葛藤を丁寧に描いた、しみじみとしたコメディです。